メンバーを増やす意味
Q. 現在4ピースでバンドをしていますが、新たにギターやキーボードのメンバーを増やそうと様々な人とバンドメンバーでセッションを重ねるのですが、うまくいく気配が有りません。
なにがいけないのでしょうか。
A. 人を一人増やすということ、コンセプトから外れていないか注意して
人を一人増やすということ
よく新たにメンバーを増やして、音の幅を広げたいというバンドを見かけます。
しかし、ほとんどのバンドにおいて、「メンバーを新しく入れる」ということに対する理解が乏しいのが現実でしょう。
メンバーを増やすということはどういうことか、今一度考えて見ましょう。
もし、現在のメンバーで音がまとまらないのなら、人ヤ楽器を増やして何とかなるというのは夢物語です。
まったく違うフレーズやリズムの楽器が入るのですから、今以上に大変になります。
それを踏まえて自分達のパートをしっかりと修正していく必要があることに今一度気づきましょう。
何も変えないで、ただメンバーを増やしたとき、もとからいるメンバーが譲れないと、非常に入ったほうは、立場的にも、演奏的にも不幸です。
コンセプトから外れていないか注意して
また、よくあるのが音を増やす結果、自分のバンドのコンセプトを見失っているのではないか、というバンドが非常に多いことです。
もともとロックな演奏で固めていたはずが、安易にキーボードを入れ、ストリングスなどを投入して安っぽくなったといっている。
セカンドギターを入れて、ソロとバッキングが整理できず、さうんどとしてぐちゃぐちゃになっている。
貴方のバンドに、本当に追加メンバーは必要ですか。
しっかりと考えましょう。