コピーする楽曲を決める
各メンバーのパートが決まり、いよいよバンドが始動します。
まずやることは、どんな曲をやるのか、ということでしょう。
これがおそらくバンドのカラーを決める大きなポイントとなるといえます。
みんなそれぞれのバックグラウンドがある
他のバンド経験者、初めて楽器に触れる人、様々な人の組み合わせでバンドというものは成り立ちます。
しかし、それぞれ今まで聞いてきた音楽のジャンルや好みなどは、決してぴたりと一致することはないでしょう。
そこを踏まえつつ、今後の方向性を考えた上で曲を決めていくことが大切です。
とはいっても、いきなりオリジナル曲を作るのはハードルが高すぎるかもしれません。
まずは、何か楽曲のコピーから始めるバンドも多そうですね。
本当に自分達でできるのか分析は必要
では、コピー楽曲を決めるとします。
何が必要でしょう。
皆、それぞれやりたい曲を持ち寄るとします。
一番考えなければいけないのは、自分達のバンドで本当に再現可能かどうか、です。
どんなにかっこよい曲でも、オーケストラをバックにした壮大な曲は、おそらくやってもそのとおりにはならないでしょう。
同じような楽器編成のバンドを選ぶと良いでしょう。
そして、できればストリングスやブラスセクションなどあまり複数の中音楽器が入り混じらない、シンプルなものを選ぶのが初めはお勧めです。
カッコいいという曲の基準
一般的にカッコいいという曲は、人それぞれです。
ただ、大多数の人がかっこいいという曲もあります。
それは一般的に言うところの名曲とよばれるものでしょう。
しかし残念ながらバンドにおいて、名曲が必ずしも映える曲かはわからないのです。
実は、CDで聴くと今ひとつだが、生で演奏すると映える曲というものが結構存在します。
ここの選択を間違えると、後々の士気にかかわりますから、経験者などに聞いたりして確かめてみましょう。
一つ挙げると、ベースが特徴的で明確なリズムパターンの曲というのは結構バンド受けする傾向があります。