スタジオにおける練習
バンドメンバーで曲を決め、それぞれが練習をしてきます。
そして、実際に皆で合わせるのは、そう、スタジオというところです。
普段、なかなか実生活で縁のない方も多いはずです。
スタジオは大きく分けて2種類ある
実はスタジオというのは2種類あります。
レコーディングスタジオとリハーサルスタジオというもので、それぞれ役割が違います。
レコーディングスタジオは、主にCDなど音源を録音する際に使用するスタジオとなります。
つまり、演奏を「録音する」ことを目的としたスタジオです。
中にはガラス張りのコントロールルームがあり、そこから隣のプレイルームが見渡せるようになっています。
コントロールルームから、エンジニアがサインを出し、プレイルームのプレイヤーが流れる桶に合わせて演奏し、各パートを録音していきます。
リハーサルスタジオは、主にバンド演奏の練習をする場所、つまり皆が試しに合わせ、曲を作っていく際に使います。
バンドの練習で使うのは、こちらですね。
基本的に、レコーディングスタジオの方が、リハーサルスタジオよりも圧倒的に料金が高いため、まず間違える人はいないと思いますが・・・念のために書きました。
楽器や物品は借りられる
まず、ドラム、ミキサーは設置されています。
マイクもほぼ無料で貸し出しされます(平均3本まで無料のところがおおいものです)。
そして、ギターのアンプも設置されています。
キーボードに関しては、時間いくらでレンタルのところが多いようです。
また、その他特殊なアンプなども時間レンタルとなります。
譜面台や椅子などは無料で使えます。
練習スタジオの予約は主に「個人練習」と「部屋借り」がある
実際のスタジオの予約において問題となってくるのは、この2つでしょう。
基本的には、各部屋で1時間いくら、といった料金設定があります。
部屋で借りる場合、この部屋料金x時間を人数で割る金額がスタジオ料金です。
一般的に2-3時間入って、2000-3000円くらいでやや高いくらいでしょう。
なお、少人数の場合には、個人練習というものもあります。
これは人数単位で時間制で借りれるもので、比較的部屋借りよりも安い値段で借りられることが多いものです。
なぜこうしたものがあるか。
それはドラムの存在です。
ドラムは家で練習することが困難な楽器といえます。
大きいのに加え、騒音問題もあります。
そこで、一人でできるだけ安く練習できるよう、配慮されているところがおおいのです。
個人練習は大体2-3人まで認められていることが多いので、詳しくはスタジオのカウンターで聞いてみましょう。