ボーカルですがライブがうまくいきません
Q. ボーカルですが、何度やってもライブがうまくいきません。
なんとなく不自然になってしまいます。
A. 売れるバンド、売れないバンド、様々ですが、ステージパフォーマンスとしてMCというのはとても大きな要素といえるでしょう。
このMCは大概ボーカルの役割の一つとされていますが、やはり上手くできないものなのです。
何故できないか、即興でやるからです。
もともと能力があり、羞恥心を乗り越えられる人は、即興でMCが可能です。
しかし、羞恥心・能力のどちらがなくても、おそらく不自然になるか、MCが止まるでしょう。
有効な手としては、完全台本を書くことです。
一度騙されたと思って、完全台本でやってみることです。
完全に一字一句、30分間を作るのです。
それを練習しましょう。
慣れてくると、少しずつアドリブが挟めるようになります。
こうやって、どんどん変えていきましょう。
アドリブが途絶えても、台本をしっかりやっていれば、そこに戻ることができます。
一定のパフォーマンスが常に確保できます。
また、ライブでのメンバー間の状態を見てみましょう。
お互い異様に厳しかったりしませんか。
演奏に厳しいのは音楽人として素晴らしいですが、あまりに「こうあるべき」というのが出すぎてしまうと、味方であるはずのメンバー間が敵になります。
こうなると、極めてうまくいかなくなります。
些細な不安を話せる間柄というのは、けっこう緊張したとき精神的な助けとなるので、そういう相手を作っておくのもよいですね。